坐骨神経痛の予防法
坐骨神経痛を悪化させないためのライフスタイルについて、いくつかのポイントをご紹介いたします。 まず、禁煙による血行改善が効果的です。ニコチンは血管を収縮させ、酸素や栄養の供給を阻害し、椎間板の変形を進行させます。禁煙によって血行が良くなると、筋肉の緊張もほぐれ、痛みの原因物質の排出が促進され、痛みの改善につながります。 次に、自分にあった靴を選ぶことが大切です。不適切な靴は姿勢を崩す原因となり、坐骨神経痛だけでなく腰痛や関節痛などのトラブルが起こることがあります。以下のポイントに注意して靴選びをしましょう。
・ ヒールが低く、足の甲をしっかり支えられる紐靴
・ スニーカーの場合は、足の付け根あたりで曲がる靴底のものを選ぶ
・ かかとをしっかり包み込むデザイン
・ つま先にゆとりがあり、地面から2.5~3.5㎝上がるもの
また、日常生活で使うかばんや買い物袋をバランス良く持つことも重要です。どちらか一方に重心をかけ続けると、脊柱が傾いて筋肉の動きがアンバランスになり、姿勢を崩す原因となります。重いかばんや荷物を持つ際には、以下の工夫をしましょう。
・ショルダーバッグやリュックのストラップは短めにする
・重い荷物を左右に分けて持ったり、持ち替えたりする
・ カートを利用する
痛みがあると動かなくなり、悪循環に陥ることがあります。日々の暮らしの見直しを行い、日常生活を快適に過ごせるよう心掛けましょう。
当院ではそんな坐骨神経痛の治療を治します。